男性もパーソナルカラー診断で垢抜ける!服・髪・ビジネスまで印象アップ術

「服が似合ってない気がする」「顔色が悪く見えると言われた」
そんな悩みを持つ男性は少なくありません。
実は、それ、“色選び”が原因かも。
最近注目されているのが「パーソナルカラー診断」。
肌や髪、瞳の色など生まれ持った特徴から、自分に似合う色を見つける方法です。
これまで女性向けのイメージが強かったパーソナルカラー診断ですが、今ではビジネス、婚活、ファッションに気を使う男性にとっても強力な武器になっています。
本記事では、男性がパーソナルカラーを知ることで得られるメリット、セルフ診断のやり方、タイプ別に似合う色、さらには髪型やネクタイ選びの応用までを解説しているので、参考にしてみてください。
パーソナルカラーとは?男性にも必要?
パーソナルカラーとは、あなたの肌や目、髪の色と調和する“似合う色”のことです。
似合う色を身につけると顔色がよく見えたり、清潔感が増したり、印象がぐっと良くなる効果があります。
特に男性の場合、「清潔感」や「信頼感」はビジネスでも恋愛でも重視されるため、色選びは思っている以上に重要な要素です。
パーソナルカラーは大きく分けて「春・夏・秋・冬」の4タイプに分類されます。
この分類は肌の明るさ、黄み・青み、目の色や髪のトーンなどをもとに判定されていて、春と秋はイエローベース(イエベ)、夏と冬はブルーベース(ブルベ)と呼ばれ、それぞれ似合う色の傾向が異なります。

自宅でできる!男のパーソナルカラーセルフ診断
「いきなりプロの診断はちょっと…」という方は、まず自宅で簡単なセルフチェックから始めてみましょう。
ステップ1:肌・目・髪の特徴を確認
自然光の下で鏡を見ながら、以下の特徴を観察してください。
・肌:黄みがかっているか、青白いか
・目:黒目はソフトな茶系か、はっきりした黒か
・白目:くすみがあるか、透き通っているか
・髪:明るめの茶色か、黒くてツヤがあるか
日焼けしたときに赤くなりやすい人はブルベ、黒くなりやすい人はイエベの傾向があります。
ステップ2:簡易診断チャートに答えてみよう
以下の質問に答えることで、自分のパーソナルカラーの方向性がつかめます。
・日焼けすると赤くなる → ブルベ傾向
・シルバーアクセが似合う → ブルベ傾向
・茶髪より黒髪が似合う → ブルベ傾向
・ゴールドアクセが似合う → イエベ傾向
・ベージュの服が肌になじむ → イエベ傾向
どちらの傾向が多かったかで、まずは「イエベ or ブルベ」を判断してみましょう。
その後、肌の明るさや目の印象などで、春・夏・秋・冬のどのタイプに近いかを見ていきます。
タイプ別:男性に似合う色とNGカラー
ここからは、4タイプごとに「似合う色」「避けたほうがいい色」「コーディネート例」などを詳しく紹介していきます。
イエベ春(スプリング)
肌に黄みがあり、明るいトーン。
瞳や髪の色もやや明るく、全体的に軽やかで若々しい印象の人に多いタイプです。
似合う色:アイボリー、ベージュ、コーラル、ミントグリーン
NGカラー:真っ白、グレー、原色系の派手な色
おすすめファッション例:ライトベージュのジャケットに白Tシャツ、明るいグリーンのパンツで爽やかに。
ブルベ夏(サマー)
肌がやや青みがかったピンク系で、瞳や髪の色もソフト。
上品で優しい雰囲気の人に多いタイプです。
似合う色:パステルブルー、スカイグレー、ラベンダー、ローズピンク
NGカラー:黄みの強いベージュ、オレンジ、カーキ
おすすめファッション例:グレーのジャケット+淡いブルーのシャツ。全体的にくすみカラーを意識すると◎。
イエベ秋(オータム)
肌が深みのある黄み系で、瞳や髪の色もダーク。
落ち着きと大人っぽさを感じるタイプです。
似合う色:マスタード、カーキ、テラコッタ、ダークブラウン
NGカラー:ピンク系、パステルカラー、純白のシャツ
おすすめファッション例:カーキのコート+ベージュニット+ブラウンのパンツで統一感を演出。
ブルベ冬(ウィンター)
青白い肌、黒髪がよく似合い、コントラストの強い顔立ちの人に多いタイプ。
シャープで都会的な印象。
似合う色:ブラック、ネイビー、ホワイト、ワインレッド、アイシーブルー
NGカラー:くすんだブラウン、黄み系のベージュやカーキ
おすすめファッション例:黒のテーラードジャケット+白のシャツ+ネイビーパンツ。
シンプルで洗練されたコーデが映えます。
服だけじゃない!パーソナルカラーの応用術
パーソナルカラーは服選びだけでなく、さまざまな場面で活用できます。
髪色・ヘアスタイル
パーソナルカラーを知れば、髪色も似合うものを選べるようになります。
・イエベ春・秋:ウォームブラウン、キャメル系が得意
・ブルベ夏・冬:アッシュ系、ブルーブラック、ダークグレーなどが似合いやすい
美容室でのカラー相談も、パーソナルカラーを伝えればスムーズになりますよ。
ビジネス・婚活での印象アップ
ビジネスシーンではネクタイやシャツ、スーツの色が印象を左右します。
自分に合った色を選べば、相手に清潔感・信頼感を与えることが可能です。
ブルベ冬なら、ネイビーのスーツにワインレッドのネクタイで知的に。
イエベ秋なら、マスタードのネクタイやブラウンの革靴で落ち着いた印象をプラスできます。
プロの診断を受けるメリット
セルフ診断で大まかなタイプを知ることはできますが、「微妙な色の違い」や「明るさ・鮮やかさ」まで正確に見極めるのは難しいもの。
プロの診断では、ドレープと呼ばれる色布を顔の下に当てて、顔色の変化を細かくチェックしてもらえます。
診断の相場は5,000〜15,000円ほどで、最近は男性向けに対応しているサロンも増えてきました。
東京・大阪・福岡などの都市部では、メンズ歓迎の診断士が在籍していることも多いです。
実際に診断を受けた男性の声では、「スーツ選びに迷わなくなった」「彼女や同僚から褒められるようになった」といったリアルな効果も出ています。
まとめ:パーソナルカラーを知って“似合う男”になる
パーソナルカラーは、外見に悩む男性にとって非常に頼もしいツールです。
自分に似合う色を知ることで、服選びが楽になり、印象もぐっと良くなります。
しかも、セルフ診断からでも気軽に始められます。
ファッション、髪型、小物、ビジネスシーン…すべてに「似合う色」を取り入れることで、清潔感やセンスを自然に引き出せるようにも。
まずは今日から、自分の色を見つけて、日常の中で少しずつ取り入れてみましょう。
必要であれば、プロの診断もぜひ検討してみてください。