ブルベ夏がグレーを着こなすには?似合わない理由とおすすめの選び方

「グレーはベーシックで着回しが効くのに、なんだか自分が着ると顔色が悪く見える…」
そんな風に感じたことはありませんか?
実はその原因、パーソナルカラーとグレーの相性にあるかもしれません。
ブルーベース夏(ブルベ夏)タイプの方がグレーを着ると、「顔がくすむ」「老けて見える」といった違和感を覚えるケースは少なくありません。
しかし、グレー全体がNGというわけではなく、選び方次第で一気に垢抜ける色でもあります。
まずは、ブルベ夏がグレーを苦手と感じる理由から見ていきましょう。
なぜグレーが似合わないと感じるのか?
ブルベ夏タイプは、ソフトで涼しげな色調が得意です。
肌はやや青みがあり、透明感が魅力。
そのため、選ぶ色によっては肌の良さを引き出すどころか、逆にくすんで見える原因になります。
特に以下のようなグレーは、ブルベ夏の魅力を打ち消してしまうことがあります。
暗すぎるグレー(チャコールグレーなど)
チャコールグレーやダークグレーといった暗めのグレーは、ブルベ夏には重すぎる傾向があります。
顔周りに持ってくると影ができやすく、目元が落ちくぼんで見えたり、顔色が青白く見えることも。
肌に馴染まず、顔の印象を硬くしてしまいます。
黄みがかったグレー(ウォームグレー系)
黄みを含むウォームグレーは、ブルベ夏にとっては肌とのトーンが合いません。
グレーにわずかにベージュやブラウンのニュアンスが入っただけでも、肌が黄ぐすみして疲れて見える可能性があります。
濁りの強いグレー(スモーキーグレーなど)
スモーキーで彩度の低いグレーは、ブルベ夏の「透明感」や「清潔感」とぶつかってしまうことがあります。
とくに無彩色に近いグレーは血色感を消してしまうため、チークやリップを足さないと体調が悪く見えてしまうことも。
これらの特徴を知ったうえで、ブルベ夏にぴったりのグレーを選ぶポイントを見ていきましょう。
ブルベ夏に似合うグレーの選び方
グレー=似合わない、と決めつけるのはまだ早いです。
ブルベ夏がグレーをおしゃれに着こなすためには、「色の明るさ」「青みの有無」「素材感」の3つがカギになります。
Q. グレーが似合わないと感じたときは?
A. 顔映りが悪く、グレーが似合わないと感じるときは、ファッションの配色に濃淡や対比にうまくつけられていないことが多いです。この記事で紹介した色の組み合わせを参考に、周りの色と調和の取れるグレーを選んでみましょう。
明るいトーンのグレーを選ぶ
ライトグレーやペールグレーなど、明るめのグレーはブルベ夏の肌と調和しやすく、顔色を明るく見せてくれます。
特に、白に近いグレーやブルー寄りのグレーは、透明感を引き出す優秀カラー。
春夏シーズンには特におすすめです。
ブルーグレー・ラベンダーグレーを取り入れる
グレーに青みを加えたブルーグレーは、まさにブルベ夏の得意カラー。
知的で清楚な印象を与えるうえに、肌の透明感ともマッチします。
少し紫がかったラベンダーグレーも、柔らかく女性らしい印象に仕上がるので、フェミニン派にぴったり。
グレージュは黄みが少ないものを
「グレージュって黄みがあって苦手…」という方は、ベージュ感が少なく、赤みやピンクを含んだニュアンスグレーを選ぶと◎。
黄みが強くないピンクグレージュやラベンダーベージュ寄りの色なら、ブルベ夏でも自然になじみます。
素材とデザインでも印象が変わる
色だけでなく、素材やデザインの印象も大切。
例えば同じライトグレーでも、ハリのあるウール素材より、シフォンやサテン、レースなどの柔らかな質感の方がブルベ夏らしさが際立ちます。
また、首元が詰まりすぎたデザインよりも、デコルテが見える抜け感のあるシルエットの方が、グレーの重さを軽減できます。
顔まわりに明るい色を添える
もしどうしても少し暗めのグレーを着たいときは、顔まわりに白やラベンダー、ブルー系のストールやアクセサリーを加えるのもおすすめ。
色のバランスを調整することで、グレーの持つスタイリッシュさを活かしながら、肌色も美しく見せられます。
まとめ:グレーを味方にするには「色味+素材」がカギ
ブルベ夏タイプの方がグレーを上手に着こなすには、単に「明るい色を選ぶ」だけでなく、青み・明るさ・素材の柔らかさを意識することが大切です。
- チャコールグレーよりライトグレー
- 黄みグレーよりブルーグレー・ラベンダーグレー
- 無彩色よりもほんのり色味のあるグレー
- ハリ素材よりも柔らかい質感
- どうしても濃い色を着たいときは顔周りに明るさをプラス
グレーは工夫次第で洗練された印象を作れる万能カラー。
自分に合う「似合うグレー」を見つければ、着回しも幅広くなり、毎日のコーデがぐっと楽しくなるはずです。