MBTIが同じ人との相性は?メリット・デメリットと上手な付き合い方

「MBTI診断、やってみたことある!」という方、最近どんどん増えていますよね。
SNSや就活、恋愛でも話題のこの性格タイプ診断。
16タイプに分類されるMBTIは、自分や他人の考え方・感じ方の傾向を知るツールとして、特に若い世代を中心に注目されています。
なかでも気になるのが、「自分と同じMBTIタイプの人との相性ってどうなんだろう?」ということ。
同じタイプ同士、気が合いそうな気もするし、似すぎてぶつかりそうな不安もある。
恋愛、友情、仕事など、さまざまな関係性での“同じタイプとの付き合い方”について、詳しく見ていきましょう。
MBTIで同じタイプ同士の基本的な相性
同じMBTIタイプ同士は、価値観や思考のベースが似ています。
たとえば「ISTJ同士」であれば、計画性や責任感の強さが共通していて、お互いに信頼しやすくなります。
共通点があるからこその安心感
- 会話がスムーズ:無理に説明しなくても、相手の言いたいことが伝わりやすい。
- ペースが合いやすい:判断のスピードや物事の優先順位が似ているため、衝突が少ない。
- 共感しやすい:同じことで悩んだり、似たようなことで喜んだりするので、感情的なつながりが生まれやすい。
ただし、同じ短所がぶつかることも
似ているからこそ、お互いに足りない部分を補いにくいという面も。
たとえば、両者ともに内向的な場合、意見を言わずにすれ違ってしまうこともあります。
同じMBTIタイプ同士のメリットとデメリット
メリット
- 自然な理解と共感
似た思考プロセスを持つため、「この人、分かってくれる!」という安心感が得られます。 - ストレスの少ない関係
無理に自分を変えずにいられる関係性なので、疲れにくいです。 - 価値観の一致
優先することが共通しているので、衝突が少なく、長期的に安定しやすい。
デメリット
- 成長の機会が減る
違いによる刺激が少ないため、視野が狭くなる可能性があります。 - 問題点の偏り
たとえばどちらも感情表現が苦手だと、気持ちを伝えられずに関係が冷めてしまうことも。 - 変化への対応が難しい
固定された考え方をお互いに持っていると、柔軟な対応が難しくなることもあります。
タイプ別に見る同じMBTI同士の相性例
INTP×INTP
論理的で分析好きなINTP同士は、知的な議論で盛り上がります。
お互いのアイデアに刺激を受けながら深い話ができる関係です。
ただし、感情のやりとりが少なくなりがちなので、心の距離が生まれるリスクには注意が必要です。
ENFP×ENFP
自由で好奇心旺盛なENFP同士は、ワクワクする関係。
旅行やイベントなど、新しいことに挑戦するのが好きな2人は、刺激的な日々を送れます。
しかし、どちらもスケジュール管理が苦手なため、ややルーズになりすぎるかも。
ISTJ×ISTJ
真面目で責任感のあるISTJ同士は、信頼と安定を築きやすいペア。
お互いにルールや手順を重視するため、仕事や生活でもスムーズに協力できます。
ただし、新しい方法や変化に対して柔軟になれない点は注意です。
同じタイプ同士の関係を良好に保つためのポイント
- 自分の傾向を客観的に理解する
まずは「自分はこういう時にこう考える傾向がある」と把握することが大切です。 - 相手に期待しすぎない
同じタイプとはいえ、性格や育ち、価値観は人それぞれ。違いを尊重しましょう。 - 感情を意識的に伝える
特に内向的なタイプは、「言わなくてもわかるだろう」はNG。小さな感謝や気遣いを言葉にしてみてください。 - 違うタイプの考え方を取り入れる
二人とも似た方向を向きがちですが、第三者の視点を交えて会話をしてみると、新たな発見があります。
異なるタイプとの関係との比較
同じタイプ同士の関係が“安心と安定”なのに対して、異なるタイプとの関係は“刺激と成長”をもたらすことが多いです。
- 補完し合える関係:お互いの弱点をカバーできる組み合わせ(例:内向型と外向型)
- 視野が広がる:違う価値観や行動パターンから学べることが多い
- 時には衝突もある:ただし、違いが大きすぎると疲れる場合も
つまり、どちらが「良い・悪い」ではなく、どう付き合うかが重要ということになります。
まとめ
同じMBTIタイプ同士の関係は、理解し合いやすく、安心感のある関係を築きやすいというメリットがあります。
一方で、同じ弱点を持つため、成長や変化が停滞しがちという課題も。
うまく付き合うためには、自分と相手のタイプを知るだけでなく、意識的にコミュニケーションや感情表現を工夫することが大切です。
MBTIを通じて、より深い自己理解と他者理解を目指してみませんか?
人間関係のヒントが、きっと見つかるはずです。