MBTIでわかる秘密主義な性格タイプ|INFJ・INTJが秘密を守る理由

あなたの周りにも、なぜか本心をなかなか明かさない人はいませんか?
実は、MBTI診断の中でも特に秘密主義的とされるタイプが存在します。
本記事では、その中でも特に秘密主義が強いとされるINFJとINTJについて解説します。
彼らがなぜ秘密を守りたがるのか、その心理的背景や特徴を探っていきましょう。
秘密主義的なMBTIタイプの特徴
INFJ(提唱者)の秘密主義傾向
INFJは、内向的で直感的な性格特性を持ち、他者との深い関係を求めるタイプです。
しかし、その反面、自己開示には非常に慎重。
信頼関係が築かれるまでには時間がかかり、簡単には心を開きません。
例えば、INFJの友人がいる場合、あなたは彼らの本音を知るまでに時間がかかるかもしれません。
INFJは深い関係性を築くことを重視しますが、信頼関係ができるまでは、自分の感情をオープンにしない傾向があります。
この慎重さの背景には、「自分の内面が誤解されることを恐れる心理」があります。
自分の価値観や感情を丁寧に扱うがゆえに、相手に理解されるかどうかを慎重に見極めているのです。
自分の価値観をはっきり認識している上に、大切なことを見失わないように常に意識している根っから実直な人たちです。他の人の考えや社会規範をそのまま受け入れるのではなく、自身の知識と直感を基に何が大事か判断して、それを見失わないよう努める人が提唱者です。
INTJ(建築家)の秘密主義傾向
INTJは、論理的で戦略的な思考を持ち、感情よりも理性を重視するタイプです。
そのため、自己開示を控える傾向があり、独立心が強く他者との距離を保とうとします。
INTJが秘密主義的である背景には、「自分の計画や戦略が乱されることを避けたい」という心理が働いています。
自分の考えやアイデアを安易に共有すると、意図しない干渉を受けるリスクがあるため、あえて黙っていることが多いのです。
たとえば、職場で新しいプロジェクトに取り組む際、INTJは自分なりのビジョンを持っているものの、その詳細をすぐには共有しません。
周囲の反応を観察しながら、最適なタイミングでアイデアを提示しようとするためです。
何か決断をする際に他の人の意見などを聞くことも、通常、好みません。周りの人の考え・希望・計画を無視してしまうので、この“一匹狼”的な姿勢を無神経だと感じる人もいます。
秘密主義的な性格がもたらす影響
人間関係への影響
秘密主義的な性格は、人間関係において良し悪しがあります。
INFJやINTJは、深く信頼できる相手には心を開くものの、そのプロセスには時間がかかります。
このため、周囲からは「何を考えているのかわからない」と思われがちです。
その結果、信頼関係の構築に手間取ったり、誤解や孤立を招く可能性があります。
特に初対面では無口でミステリアスに映るため、誤解されやすい点には注意が必要です。
職場での影響
職場では、秘密主義が強いことでコミュニケーションが不足し、チームワークに支障をきたすことがあります。
特にINTJは、周囲とあまり情報を共有しないため、「冷たい」と受け取られることもあります。
一方で、独立して作業する環境では力を発揮します。
プロジェクトの立案やアイデアの洗練において、一人で深く考え抜くスタイルが評価される場面も多いです。
INFJも、チームの中で密接に信頼関係を築いた相手とならば、本領を発揮できるでしょう。
秘密主義的な性格との向き合い方
自己理解を深める方法
自分が秘密主義的であることを理解し、その特性を受け入れることが第一歩です。
そのうえで、自分にとって大切な価値観を整理しましょう。
他者とのコミュニケーションを円滑にする工夫
信頼できる相手との小さな自己開示を積み重ねていくことで、徐々にオープンなコミュニケーションを取れるようになります。
INFJやINTJは完璧に準備が整わないと話せない傾向がありますが、まずは日常的な軽い話題から共有してみましょう。
信頼関係を築くためのステップ
- 内面を整理する日記術:感情を文字にすることで、自分の思考を客観視しやすくなります。
- 少人数での意見交換:安心できる環境で意見を出す練習をすることで、自分の考えを伝えやすくなります。
- オープンコミュニケーション練習:相手の意見を尊重しながら、自分の意見も少しずつ出していく習慣をつけましょう。
まとめ
INFJやINTJの秘密主義的な性格は、自己を守るための大切な特性です。
しかし、その特性が原因で誤解や孤立を招かないよう、自分自身を理解し、他者と円滑にコミュニケーションを取るための工夫が必要です。
秘密を守ることと、信頼できる人に心を開くことのバランスを意識しながら、自分らしさを大切にしていきましょう。