イエベ春が苦手な服の色とは?顔色がくすむNGカラーと上手な着こなし術

「この服、デザインは好きなのに着ると顔色が悪く見える…」そんな悩みを抱えたことはありませんか?
実はその原因、パーソナルカラーが関係しているかもしれません。
特にイエベ春タイプの方は、明るく華やかな印象が魅力的な反面、選ぶ色を間違えると顔色がくすんで見えたり、疲れて見えることがあります。
この記事では、イエベ春タイプの特徴と、避けた方がいい服の色、その理由をわかりやすく解説します。
さらに、苦手な色でも上手に取り入れるテクニックも紹介するので、参考にしてみてください。
イエベ春とは?特徴と得意な色
イエベ春とは、パーソナルカラー診断の4タイプの中でも、黄みがかった明るい色が似合う「スプリングタイプ」を指します。
春の花や新緑のような、明るく華やかで透明感のある印象が特徴です。
肌・瞳・髪の色味の特徴
イエベ春の方は、肌、髪、瞳に共通して明るさと温かみがあります。
具体的には、肌はアイボリーやピーチ系、血色感があり、ツヤのある印象です。
瞳は明るめのブラウンで、目の中にキラッとした輝きが見られる人も多く、髪は柔らかいブラウンや、自然なツヤのあるダークブラウンが特徴的。
これらの特徴から、全体的に若々しく、フレッシュな雰囲気を持っています。
イエベ春・スプリングタイプの特徴として肌質も明るくツヤ感・透明感があり、瞳も軽やかな透明感があります。髪の色も茶髪に近い明るめになります。
全体的な雰囲気としては、明るく・若々しく・軽やか・キラキラした特徴をお持ちです。
得意な服の色:明るく黄みがかった暖色~クリアカラー
イエベ春タイプに似合うのは、明るく黄みのある、クリアなカラーです。
例えば、コーラルピンクやアプリコットオレンジ、ハニーイエロー、ミントグリーン、ライトブルー、アイボリー、キャメルなどが代表的です。
こうした色は、肌の透明感や血色感を引き立て、顔まわりがパッと華やぎます。
服だけでなく、アクセサリーやメイクでもこのカラーを意識することで、さらに魅力が引き立ちます。
顔映りを良くする色の選び方・基本ルール
イエベ春タイプが色選びで意識したい基本ルールは、「明度が高い」「彩度が高すぎず鮮やか」「黄みを含んだ色」を基準にすることです。
逆に、青みが強い色・暗すぎる色・くすみの強い色は、顔色が沈みやすく、せっかくの明るさが台無しになってしまいます。
服選びの際は、鏡の前で顔映りを必ずチェックすることが大切です。
イエベ春が「似合わない色」の傾向と理由
イエベ春タイプが苦手とする色には、いくつか共通する特徴があります。
ここでは、その色の傾向と、なぜ似合わないのかの理由を具体的に解説していきます。
青みの強い寒色(ネイビー・ブルー・青みピンク・パープル)
青みが強い寒色系は、イエベ春の黄み肌と対照的で、顔色を不自然に見せてしまいます。
特にネイビーやロイヤルブルー、青みピンク、パープル系は、肌の黄みを強調しすぎてしまい、顔色がくすんだり、冷たい印象に見えてしまいます。
オフィスやフォーマルシーンでよく見かけるネイビーも、イエベ春の方が選ぶと顔が暗く見えることがあるので注意が必要です。
ダークカラー/モノトーン(ブラック・グレー・ダークブラウン)
黒やグレー、ダークブラウンなどの暗い色は、イエベ春の明るく軽やかな印象を打ち消してしまい、顔色が沈んで見える原因になります。
特に顔まわりにこれらの色がくると、目の下のクマやシミが目立ちやすく、疲れて見えたり老けて見えることもあります。
つい無難で選びがちな黒いトップスやアウターも、注意が必要です。
くすみカラー(カーキ・テラコッタ・濁った色味全般)
カーキやテラコッタ、くすみが強いスモーキーカラーは、落ち着いた印象を演出できるものの、イエベ春には顔色が曇って見えやすい色です。
これらの色は肌の透明感を損ない、元気がない印象や、実年齢より老けて見えることがあるので、特に顔まわりに取り入れる際は慎重に選びましょう。
NG色を着るとどう見える?実例で検証
「似合わない色」が実際にどう見えるのか、具体的なイメージでチェックしてみましょう。
顔周りに寒色・暗色を置いた場合の顔映り
ネイビーのシャツや黒いニットを顔まわりに着た場合、肌の明るさが消え、影ができて顔色が沈んで見えます。
健康的な血色感がなくなり、表情が暗く見えてしまいます。
顔が沈むイメージの比較シミュレーション
同じデザインのトップスで、コーラルピンクを着た場合は顔色がパッと明るく健康的に見えますが、チャコールグレーを着た場合は顔色が曇り、肌のくすみが目立ちやすくなります。
この違いは、写真や鏡で見ると特にわかりやすいです。
意外に老けて見える・疲れて見える色とは?
秋冬によく見かけるテラコッタやカーキ、くすみグリーンなどは、一見おしゃれですが、イエベ春が着ると顔色が冴えず、疲れて見えたり、実年齢より上に見えてしまうことが多いです。
「似合わない色」でも着こなせる方法
似合わない色でも、工夫次第でおしゃれに着こなすことは十分可能です。
ここでは、具体的な取り入れ方をご紹介します。
顔から離して取り入れる(ボトムス・バッグなど)
苦手な色を顔から離れた部分、たとえばスカートやパンツ、バッグ、靴などに使えば、顔色への影響を最小限に抑えられます。
ネイビーや黒のパンツ、カーキのバッグなどは問題なく取り入れやすいアイテムです。
得意色(アイボリー・キャメルなど)と組み合わせる
苦手な色を使う場合でも、インナーや羽織り、ストールなどに得意な明るい色を組み合わせることで、全体の印象が軽やかになります。
たとえば、黒のジャケットの下にアイボリーのトップスを合わせると、顔まわりが明るくなり、重たさを軽減できます。
素材で軽さやツヤを出す(シアー・光沢素材)
同じ色でも、素材によって印象は大きく変わります。
シアー素材や光沢のあるサテン、シフォンなどを選ぶことで、苦手な色でも軽やかに見せることができます。
黒でも、透け感のあるブラウスなら重たく見えません。
アクセ小物・柄でうまくカバーする
柄物の服やアクセサリーを活用すれば、苦手な色の面積を小さく見せつつ、おしゃれを楽しめます。
大ぶりのピアスや明るい色のスカーフ、柄入りトップスなどをうまく使いましょう。
シーン別・NG色を活かすコーデ例
具体的なシーンごとに、苦手な色を無理なく取り入れるコツをご紹介します。
オフィス:ネイビーアイテム+アイボリー/キャメルを顔周りに
きちんと感が必要なオフィスでは、ネイビージャケットもよく使われます。
その際、インナーにアイボリーやキャメルなどの明るい色を合わせると、顔色が沈まず華やかさをキープできます。
カジュアル:ダークカラーをパンツやスニーカーで取り入れ、トップスは春色
カジュアルなコーデなら、黒やグレーをボトムスやスニーカーに使い、トップスやカーディガンでコーラルピンクやミントグリーンをプラスすると、バランスの良いコーデになります。
休日・デート:寒色系のライトアウターにミントグリーンやライトブルーのインナーを合わせる
寒色系のライトアウターを着たいときは、インナーにミントグリーンやライトブルーなどの得意カラーを合わせれば、顔映りが明るくなり、デートやお出かけにもぴったりの華やかな印象に仕上がります。
購入前のチェックリスト
服を選ぶときは、次のポイントを確認することで、失敗を防げます。
- 顔のすぐ横にくすみカラーや寒色がないか確認する
- 明度・彩度が自分に合った明るさかどうかを意識する
- 鏡で顔映りを必ずチェックし、顔色が沈んでいないか見る
- 少しでも違和感を感じたら、別の色を検討する
まとめ
イエベ春タイプは、明るく華やかなカラーがよく似合い、顔色を美しく引き立ててくれます。
苦手な色は完全に避ける必要はありませんが、顔まわりに取り入れるときは少し工夫が必要です。
得意な色を意識してコーディネートすれば、自信を持っておしゃれを楽しむことができます。
まずは小物やインナーから、自分に似合う色を積極的に取り入れてみましょう。
色選びを味方につけて、あなたの魅力をもっと引き出してくださいね。